ブログの記事を書いたら必ず設定するものの一つがスラッグです。
記事のスラッグを変えるとURLも変わってしまう為、最初にしっかりと決めておく必要があります。
しかし、
- スラッグってどう決めれば良いの?
- 日本語じゃ駄目なの?
- 記号は使っても良いの?
など、疑問の多い人も多いと思います。
そんな悩みの種とも言えるスラッグの決め方についてまとめてみます。
スラッグとは
まず、根本的な話ですが、スラッグとは何かについて説明しておきます。
スラッグは簡単に言ってしまえば、URL上のその記事の名前です。
URLはWeb上での住所とも言えるものなので、スラッグはその記事の住所を決めるものとも言えます。
例えばこの記事の例で見てみましょう。
パーマリンクの設定によっては、スラッグはそのままURLの末尾になります。
スラッグは後から変えない方が良い
スラッグはその記事のURLを決めるものなので、後から変更する事は好ましくありません。
スラッグを後から変更すると、外部からの被リンクやブログ内での内部リンクが切れてしまったり、Googleの検索結果からのリンクも切れてしまいます。
細かいところでは、SNSのシェアのカウント数もリセットされてしまいます。
スラッグを後から変える事はデメリットしかない為、記事を作成したそのときにしっかりと決めておかなければなりません。
スラッグの決め方
続いては、スラッグの決め方、つまり、その記事にどう名前を付けるかについて説明していきます。
現状(2019年7月)の時点で、スラッグはSEOには影響がないと言われています。
その為、どんな名前を付けても構いませんが、次の3点は守るようにしましょう。
スラッグに日本語はNG!英数字を使用
スラッグに日本語を使ってはいけません。
日本語をスラッグにすると、ブラウザや国によっては表示されない事があったり、エンコードされて読めなくて長いものになったりします。
弊害しかないので、日本語は使わず英数字で設定しましょう。
スラッグの設定を忘れて記事を公開すると、記事のタイトルが自動的に設定されてしまいます。記事のタイトルは日本語の事がほとんどだと思うので、自動的にスラッグが日本語になってしまう事になります。
スラッグの設定を忘れないように注意しましょう。
スラッグには記号も使える
英数字の他、スラッグには記号も使えます。
使える記号は、「-」(ハイフン)と「_」(アンダースコア、アンダーバー)です。
スラッグ名を付ける際に、単語の区切りとして記号を使うとURLが見やすくなるのでおすすめです。
例)slug-determine
「-」と「_」はどちらを使用してもSEOなどに影響は無いと言われていますが、Googleの公式ガイドでは「-」が推奨されています。
その為、なるべくなら「-」を使うのがおすすめです。
スラッグは記事の内容に合ったものにする
スラッグは適当に決めても構いませんが、記事の内容に合ったものにするのがおすすめです。
Googleアナリティクスやその他もろもろ、ブログを分析する際などに出てくるデータはURLで表示されます。
ブログの記事数が数十、数百と増えるにつれ、どのURLがどの記事か把握するのは難しくなります。
理想的には、設定したスラッグからどの記事がすぐに連想できるように、記事の内容に沿った名前にするのがおすすめです。
他のスラッグと重複しないようにする
他の記事やカテゴリで設定したスラッグと同じスラッグを設定する事はできません。
スラッグをシンプルな名前にすればするほど、後に重複する可能性が増えてきます。
困ったことに、スラッグが重複した際、WordPressは「重複しましたよ!」と教えてくれません。
同じになったスラッグのどちらかの末尾に「-2」と数字を付けたものに自動的に変換されます。
新しく書いた記事が変わるならまだしも、古い記事のスラッグが書き換えられてしまうと、URLが変わる事になってしまう為、先に述べた通り、様々な弊害が起こります。
スラッグは重複しないよう、複数の単語を組合せたり、スラッグリストを作成しておき、同じスラッグを設定しないようにしましょう。
スラッグの決め方 まとめ
スラッグの意味から、その名付け方について説明してきました。
- スラッグはその記事の名前
- スラッグを一度決めたら変えない方が良い
- スラッグには日本語を使わない
- 複数単語の場合は「-」で区切るのがおすすめ
- スラッグは記事の内容に合わせたものにする
- 重複してはいけない
まとめると上記のようになります。
自分の中でスラッグの付け方のルールを作っておけば、スラッグを決めやすいし、重複もしないのでおすすめです。
スラッグを上手に管理しましょう。